はじめてのクラウドBI:MotionBoard Cloud で使える”データ活用”

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目次

  1. なぜ今、MotionBoard Cloud(モーションボードクラウド)なのか?
  2. MotionBoard Cloudとは?
  3. クラウドに対する不安要素
  4. 導入事例から見る効果と成果
  5. MotionBoard CloudのAI連携の最新動向
  6. まとめ

BIダッシュボードMotionBoard(モーションボード)に関する資料をダウンロードできます

なぜ今、MotionBoard Cloud(モーションボードクラウド)なのか?

データドリブン経営が求められる今、スピード・柔軟性・運用負荷の軽減を実現するクラウドBI(ビジネスインテリジェンス)が注目されています。
MotionBoard Cloud(モーションボードクラウド)は、現場でも使えるノーコードBIツールとして、企業の意思決定を支援します。

MotionBoard Cloud の詳細ページはこちらから

MotionBoard Cloudとは?

MotionBoard Cloudは、ウイングアーク1stが提供するクラウド型BIツールです。
クラウド環境に最適化されたBIツールとして、従来のMotionBoardの機能をベースに、以下のようなクラウドならではの強みを備えています。

①サーバーレスでスピード導入

インフラ構築不要。最短即日で利用開始可能。IT部門の負担を大幅に軽減。

②自動アップデートで常に最新

バージョン管理やバッチ適用は不要。

③柔軟なユーザーライセンス

1ユーザー単位で追加可能。スモールスタートに最適。月額課金でコスト管理がしやすい。

④クラウドサービスとの親和性

Salesforce、kintone、Boxなどのクラウドサービスとスムーズに連携。APIやWebhookを活用したリアルタイム連携も可能。

⑤モバイル対応で現場でも使える

スマートフォン・タブレット対応の専門アプリあり。外出先や工場現場からでもダッシュボード操作が可能。

⑥セキュアなオンプレ連携

MotionBoard Bridge Serviceにより、社内システムとも安全に接続。ハイブリッド構成で柔軟な運用が可能。

※このように、MotionBoard Cloud は単なる「クラウド版BI」ではなく、スピード・柔軟性・セキュリティを兼ね備えた、次世代の業務支援ツールとして進化しています。

クラウドに対する不安要素

MotionBoard Cloudを提案する際、「クラウドだから遅いのでは?」「クラウドにデータを置くのは危険では?」という不安の声をよく耳にします。
しかし実際には、設計と運用の工夫により、オンプレミスと遜色のないレスポンス、セキュリティを実現することが可能です。

>高速表示を支える3つの仕組み

①必要なデータだけを効率的に取得する「クエリ最適化」機能
②定期的に取得したデータをキャッシュやスナップショットとして利用し表示速度を大幅に向上
③Dr.Sum Cloudとの連携による超高速集計

>万全なセキュリティ対策

①MotionBoard Cloudは、国内データセンターで運用されており、全ての通信はSSLによって暗号化されています。さらに、アクセス制御・IP制限・ログ管理・多要素認証など、企業のセキュリティポリシーに準拠した設定が可能です。
②MotionBoard Bridge Service を利用することで、オンプレミス環境とクラウドをセキュアに接続できます。この仕組みにより、社内ネットワークの外にデータを出すことなく、クラウド上での可視化が可能です。

導入事例から見る効果と成果

こちらはとある「生活関連製品の提供する老舗メーカー」様へのMotionBoard Cloud導入事例となります。同社では、工程進捗のバラつきによる仕掛品の滞留と管理コストの増加、それによる生産効率の低下が課題となっていました。



i-Reporter(帳票電子化ツール)で入力した生産実績をMotionBoard Cloudで可視化することで、生産全体のバランスが最適化され、ボトルネックが解消。結果として生産量の向上を実現しました。(MotionBoard Cloud契約から3か月未満という短期間で、目に見える成果が得られました。)



さらに、Bridge Clientとスナップショット機能というMotionBoard Cloudの強みを活かし、業務の効率化とリアルタイムなデータ活用を実現しています。

MotionBoard CloudのAI連携の最新動向

従来のBIツールは「データを可視化する」ことが主目的でしたが、今後は「データから洞察を得る」「意思決定を支援する」ことが求められています。
そのため、MotionBoard Cloudは生成AIや自然言語処理との連携を強化し、”見るBI”から”考えるBI”へ進化しようとしています。

①AIアシスタント for MotionBoard Cloud(ChatGPT連携)

操作方法やトラブルシュートを自然言語で質問・解決できるチャットボット。マニュアルたFAQを探す手間を省き、ユーザーの自己解決力を向上。

②Box AI連携(非構造データの活用)
Boxに保存されたPDFや議事録、動画などの非構造データをAIで要約・翻訳し、MotionBoardで可視化。文書ベースのナレッジを定量データと並列で分析。

※次世代BIツール「MotionBoard Cloud re:Act」
新バージョンのMotionBoard re:Actでは生成AIや業務特化型AI「dejiren」との連携を前提とした次世代の「BIツール」として位置づけられており、「MotionBoard Cloud re:Act」として、クラウド環境での利用を前提とした設計もされております。 


まとめ

データ活用が企業競争力の鍵となる今、スピード・柔軟性・セキュリティ・AI連携を兼ね備えたMotionBoard Cloudは、非常に魅力的なBIツールです。
クラウドだからこそ実現できる「すぐに使える」「どこでも使える」「誰でも使える」環境は、現場主導のデータ活用を強力に後押しします。
ぜひ、BIツール選定の際には、MotionBoard Cloudを有力な選択肢として検討してみてください。

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