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導入事例「芝浦機械株式会社様」

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導入事例「芝浦機械株式会社様」

芝浦機械が実現した“自走DX”の真実
——現場主導の“60点主義”がスケジューラを根付かせた
1.見えない生産管理からの脱却──混乱した現場がDXへ踏み出すまで
2.“現場そのまま”の再現目指し、複雑工程と向き合い続けた技術者たちの挑戦
3.“小さく始めて、大きく育つ” 情熱と日々のフィードバックが生んだ現場革新

芝浦機械株式会社(以下、芝浦機械)は、工作機械を中心に、成形機や精密加工機など多岐にわたる産業機械を製造している総合機械メーカーです。
今回取材をさせていただいた生産センター 工機生技部 生産技術課(※)では、部品加工を担う現場を中心に、工程計画の最適化と進捗の見える化を軸として、DX推進と生産管理の高度化に挑戦しています。
 (※)生産技術課:社内製品の部品生産ラインの立ち上げおよび改善を手掛けている部門の中でも、主に鋳造・加工工程を担当

従来、加工指示や進捗管理は担当者の経験と現場判断に委ねられており、月次や週次の情報更新が中心でした。そのため、工程負荷の変動や後工程への影響に気付きにくく、計画と実績がずれることで現場が“受け身”の対応となるケースが発生していました。また、複数のカンパニーから別々に持ち込まれる作業依頼や、工程間の調整不足が重なり、優先順位の判断や納期管理にも負荷がかかっていたといいます。

こうした課題を解消するために導入されたのが、生産スケジューラ「Asprova」(以下、Asprova)です。 工程計画の自動化のAsprovaを基盤に、現場が使いやすい仕組みとして、リアルタイムな進捗把握を可能にする Web画面での実績入力(Asprova専用のWebアプリ 「Asprova My Schedule (以下、マイスケジュール)したことで、フィードバックサイクルが高速化し、スケジューラを“日々の業務で自然に使われる仕組み”へと育ててきました。

トーテックアメニティ株式会社(以下、トーテック)は、2022年より工機生技部様に向けて Asprova を活用した生産管理の仕組みづくりから運用定着までを支援してまいりました。今回はそんなスケジューラの立ち上げから運用の定着化、そして “現場主導の60点主義”によって自走を実現したプロジェクトの裏側について、次の方々にお話を伺いました。

なお、芝浦機械ではBIツール「MotionBoard」 を活用したデータ可視化・分析の取り組みも進めており、今回のスケジューラ導入とあわせて複数領域でのDXへの取り組みがさらに広がっています。前回の事例も併せて同社のDXの全体像をぜひご覧ください。
※前回の事例はこちら 「標準化×可視化で現場力を底上げ、MotionBoardがもたらした現場改革」

<芝浦機械株式会社>(発言順)
工機生技部 生産技術課 課長 藤本亮輔氏
工機生技部 生産技術課 主幹 杉本省吾氏
工機生技部 生産技術課 坂口魁生氏
工機生技部 生産技術課 畔柳結人氏

<トーテックアメニティ株式会社>
産業システム事業部 事業部長代理 青木洋匡
産業システム事業部 東日本営業部 担当部長 神谷智之
産業システム事業部 東日本営業部 髙橋真帆
産業システム事業部 第1システム部 第1グループ 課長 松野隼弥

芝浦機械株式会社ロゴ芝浦機械株式会社内観     

東京本社:〒100-8503 東京都千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル
沼津本社:〒410-8510 静岡県沼津市大岡2068-3
創業:1938年(昭和13年)12月
設立:1949年(昭和24年)3月
資本金:124億8千4百万円
従業員数:2982名、単独1560名
事業内容:射出成形機、ダイカストマシン、押出成形機、工作機械、超精密加工機、微細転写装置、高精度光学ガラス素子成形装置、産業用ロボット、電子制御装置、鋳物などの製造・販売およびレトロフィット・アフターサービス等

芝浦機械株式会社のサイトはこちら

デジタルで進化するものづくりを支える、芝浦機械の挑戦

芝浦機械は、工作機械、ダイカストマシン、射出成形機、押出成形機など、多様な産業機械を提供する総合メーカーです。長年培ってきた生産技術と現場の声を大切にする開発姿勢を基盤に、お客様の品質・コスト・納期への要求に応える最適なソリューションを提供しています。近年は、製造現場におけるデジタル活用をさらに加速させ、工程計画の高度化や生産状況の見える化など、現場に寄り添ったDXの推進に取り組んでいます。中でも、「日々の業務に直結する領域」へのデジタル導入を進め、現場の判断力と運用効率を高めています。
グローバル市場への対応においても、変化するニーズを敏感に捉え、製品性能の向上だけでなく、デジタルを活用した新たな価値提供にも挑戦しています。芝浦機械はこれからも、現場とともに進化するパートナーとして、持続可能なものづくりの未来を支え、産業界の発展に貢献してまいります。

「見えない計画」の限界が導いたAsprova導入のはじまり

工機生技部 生産技術課 課長 藤本亮輔氏

「”改善ポイントすら見えない生産管理”で、誰もが限界を感じていました。」

芝浦機械では社内カンパニー制を導入しており、営業・設計・組立はカンパニーごとに独立しています。一方で、組立用部材の加工工程のみ生産センターに集約されているため、1台しかない機械に対して複数のカンパニーが同時に仕事を依頼する現状が出来上がっていました。さらに、カンパニー間での連携も少なかったため、現場の裁量に委ねる構造が生まれていました。その結果、現場では出来高制の評価がされるため、納期以上に生産性向上が優先されやすいような環境になっていました。それにより、
 ・本来必要な納期順では進まず、予定通りに生産されない
 ・後工程でも遅れが頻発し、全体のリードタイムに影響
といった課題が顕在化し、「何が優先で、どれが急ぎなのか」「そもそもどれだけ仕事があるのか…」といったように、計画が見えていれば対応できる事も、計画が見えないことにより現場は常に受け身で対応せざるを得ない現状に陥っていました。

工機生技部 生産技術課 主幹 杉本省吾氏

「複雑な工程を“現場そのまま”に再現する難しさ」

生産技術として長年現場に寄り添ってきましたが、これまで見てきた経験を踏まえ、「計画を整流化する」必要性を強く実感していました。
現場では、複数のカンパニーからバラバラに仕事が持ち込まれ、週に5個しか処理できない工程に10個以上の仕事が重なるなど、日々混乱している状態でした。当初は鉄道ダイヤグラムを参考に、工程改善に向けて試行していましたが、実際の複雑な工程を完全に再現するには限界がありました。
そんな中、Asprovaの初心者向けセミナー(現在の製品体験セミナー)を聴講し、学んだ内容を試しに計画作りに反映したところ、現場の流れを思った以上に再現できたことがきっかけとなり、部内プロジェクトでも本格的にスケジューラ導入の流れが生まれました。

導入を進める中で課題となったのが、まず「現場の評価指標は“出来高制”」、「会社としては“納期遵守”を求めている」 この2つのギャップをどう埋めるかが、重要でした。人がいない時間帯に自動運転用の加工を仕込み、機械を止めずに生産効率を上げることで両者をしっかりと確保する。といった計画が確立していたため、正確に再現することが求められました。その中でも特に難易度が高かったのが、五面加工機の再現です。

 ・昼:有人加工(*作業員がいる昼の時間でしか製造できない作業)
 ・夜:無人自動運転(*段取りしておけば無人で製造可能な作業、パレット交換は翌朝対応)

図1 加工機の計画イメージ図

この“出来高”と“納期”を併せて確保した流れを、Asprovaでも表現できるよう、設定や制約の細部まで試行錯誤しました。 当時は上手くいくか自信が無い中ではありましたが、SEの松野さんにも協力いただき、“それで大丈夫”と言ってもらえたのが安心材料にもなり、心強い存在でした。

担当SE:トーテックアメニティ株式会社 産業システム事業部 第1システム部 第1グループ 課長 松野隼弥

「現場に矛盾しない最適解を導くための技術サポートを」

五面加工機の計画の再現をAsprovaで実現するために、ご提示いただいた4パターンの中から、貴社の工程とAsprovaの仕様両方を踏まえてそれぞれメリットデメリットをご説明し、比較いただきました。
最終的に、これなら現場運用と矛盾しないという形にたどり着くことができ、導入後も事前に作成・共有していた資料や操作手順書をご活用いただきながら、工程の再現だけでなく、“現場だけで回せる状態“へのサポートに繋がったのは嬉しく思います。

“現場を良くしたい”―――情熱が動かした、運用が回り続ける仕組みづくりの舞台裏

工機生技部 生産技術課 坂口魁生氏

「“もっと現場が使いやすい仕組み“を求めて、入力定着まで試行錯誤」

Asprova導入時では、トーテックさんからいただいた過去の資料を読み込み、ガントチャートが形になるところまで試しながら理解を深めました。その後、必要な制約や設定を組み込み、Asprovaでスケジュールを組めるようになりましたが、今度は「現場へどう細かく指示を出すか」が課題として残りました。

当時はー
 ・Excelやマクロでの指示書印刷
 ・バーコードを使った着手・完了報告
などで運用を試みましたが、読み取りエラーや操作の複雑さから、「本当にデータが入ったのか?」という不安が現場で広がりました。そこで次に現場端末によるExcelの入力方式に移行したものの、操作に対する心理的ハードルが高く、こちらも定着には至りませんでした。そんな時に出会ったのが、ブラウザ版のマイスケジュールです。

―――直感的な入力+誰でもアクセス可能で、定着化のスピードアップへ―――

現場へ正しく定着させるためには、「ボタンの押し忘れを防ぐ仕組みづくり」が必要でした。そこで、月に1度の全体集会の際に、工程ごとに「開始ボタン・終了ボタンを押せているか」を、〇・△・×の簡単な一覧で見える化しました。
この取り組みで重要視していたのは、スケジュール通りにできたか、ではなく、まずは“フィードバックされているか”という基本動作を全員で定着させることでした。
当初は押し忘れの多かった工程も、月を追うごとに改善し、現在ではほぼ問題なく入力されるようになりました。現場ではブラウザで画面を開き、直感的な操作で開始や終了を入力できるようになり、作業者の抵抗感が一気に減り、入力が自然に定着化しました。さらに誰でもアクセスできるようになったことで、後工程もリアルタイムに進捗を把握できるようになりました。
その結果、計画精度が向上し、前後工程の連携もスムーズになり、現場の見える化と継続的な改善につながっています。

さらに運用体制も重要な要素の1つです。担当だけではなく、スケジューラの内容を理解した管理者が必ずいて、1名だけではなく必ず2名での体制にすることで、止まらず継続的なブラッシュアップにつながる運用スタイルになっていきます。現在はライン別ではなく、各カンパニーから依頼される仕事を2名体制ですべてデータ統合し一元化しています。そのうえで、スケジューラで指示出しのフローを確立しており、生産管理部門に引き継ぐ際にも、最低2~3名で管理できるよう組織の整備に努めていきたいです。

―――実際のAsprovaの活用の様子―――

こういった工程の見える化だけではなく、現場の声をスケジューラに反映する仕組みが整ったことで、後工程や他部署との連携にも良い影響が生まれました。
「いつ仕掛品が届くか」「どれくらい負荷がかかっているか」もリアルタイムに可視化でき、先読みした動きにつながり、別工程との協力もしやすくなり、今では、スケジューラが単なる計画ツールではなく、「現場と管理をつなぐコミュニケーション基盤」として機能するまでに成長しました。

―――工機生技部 生産技術課 主幹 杉本省吾氏―――

「粘り強く継続できたのは、“現場をよくしていきたい”という技術者としての使命」

スケジューラ導入の検討・実装を進めるにあたり、専任者がいれば責任の所在も明確になり、プロジェクトとしての推進力も高まりますが、当時は兼務体制の兼ね合いもあり専任者を置く事は難しい状況でした。
そのため、参加メンバー全員が本来の業務を抱えながら、合間を縫ってスケジューラ構築を進めていく体制となっていましたが、そんな状況でも“困っている現場を何とかしたい”という強い想いが、取り組みを前に進める共通の原動力になっていました。限られた時間の中でも、各自が責任感を持って役割を果たし続けたことが、運用定着につながる大きな推進力になったのだと思います。

回す・見える・改善へ――60点主義で実現した“自走するフィードバックサイクル”

―――工機生技部 生産技術課 主幹 杉本省吾氏―――

「ツール導入が目的ではなく、現場が使いやすく“フィードバックが回る仕組み”を整えることが重要」

ここでポイントになっているのは“フィードバック”の部分です。フィードバックがなければサイクルを回せないため、当社では日次でフィードバックを行うことで、計画精度の向上と、その後の情報共有の強化にもつなげています。 従来のようなマンパワーで今日・明日程度の作業しか見えない状態ではなく、マイスケジュール上で数か月先まで自工程が見えるようになり、中長期的に仕事量が把握できるようになりました。現場からは、「こんなに仕事が入っているのか」「来月は余裕があるから他工程の応援もできる」といった声が出るようになり、背景が見えることで納得して作業に向かえるようになった点も大きな改善であり、業務の質も向上していきました。

こういったサイクルをいかに自動で短く回していくかが重要で、現場に対してはスケジューラを活用することで、どれだけ楽になるかを本質的にわかってくれるようなやり方でやっていかないと定着化しないですし、同じ作業でも、背景が見えるのと見えないのではモチベーションも大きく変わるため、可視化の効果は非常に大きいと感じています。

トーテックアメニティ株式会社 産業システム事業部 事業部長代理 青木 洋匡

「能動的に動く現場へ文化が変わる」

以前から(前回の内容はこちら)、芝浦機械様には数字やデータに対する意識が高く、ただ見るだけで終わらせず、“見えること”が現場の数字への意識を高め、主体的な改善行動につながるという強みが根付いていると感じています。その結果、「計画→フィードバック→見える化→改善」というサイクルが自然に回り、現場の事を第一に積み重ねてこられた取り組みが、全体としてうまく循環している点がとても印象的です。


工機生技部 生産技術課 課長 藤本亮輔氏
工機生技部 生産技術課 主幹 杉本省吾氏

「成功のカギは“60点主義”と“小さな成功体験”」

スケジューラのトライアル開始時では、現場向けに説明会も開きますが、「運用開始するので確実にやってください」では誰だって緊張します。初めから100点を目指すのではなく、まずは60点でいいのでシンプルに始めることも大切です。 この“ゆとりを持つ運用思想”によって、当初導入していた「バーコード方式」から、「ボタン操作型」へと切り替わった大きな転機が生まれ、小さな成功体験が積み上がっていきました。それによって70点、80点と自然と向上していくようになり、必然と現場に自信と主体性が生まれ、次の改善へとつながっていきました。

“手作業だらけの現場”に終止符――スケジューラ×情熱が生んだ“止まらない運用”

工機生技部 生産技術課 畔柳結人氏

「従来のExcelや紙での対応から、スケジューラ中心の運用へ」

生産管理側では、Asprova導入前は担当者それぞれが毎週スケジュールを作成し、紙で工程指示をまとめていました。さらに、部材や製品の運搬も自ら行っていたため、日常業務に加えて1日あたり3~4時間をスケジュール作成に費やす状況が常態化し、残業が増えるという悪循環に陥っていました。これは生産管理担当者にとって、大きな負荷となっていました。
しかしAsprova導入後はスケジューラが計画を自動作成してくれるおかげで、必要な情報も統合され、従来は数時間かかっていたスケジュール作成が、わずか2分で完了するなど、業務負荷は大幅に軽減されました。加えて空いた時間を別業務に充てることができるので、非常に助かっています。

これまで他のカンパニーでは定着が難しいケースもありましたが、1年以上毎日データ更新とスケジュール発行を継続していました。これは「スケジューラを使った方が現場も管理側も楽になる」「むしろ使った方が効率的」と実感しているからこそ、システムとして形になったのではなく、運用として形になった一番の理由だと思います。

工機生技部 生産技術課 主幹 杉本省吾氏

「全員が自分事として、情熱をもって取り組んでいることが何より嬉しい」

前提として、自分たちは現場にスケジューラを提示することしかできません。現場の方しか着完を入れてもらえないですが、そこを信用して入力していただけた時がとても励みになる瞬間です。直近で開始した全エリアでのトライアルもそうですが、提案したことに対して、承諾してフィードバックをいただけたこと、やはりそこが一番嬉しいです。
立ち上げに至るまで、形を変えながら様々なプロジェクトを経て、“情熱”や“主体性”、“チームの推進力”が揃うようになり、今では運用が止まらず回り続ける組織づくりへとつながっています。

当時担当 トーテックアメニティ株式会社 産業システム事業部 東日本営業部 担当部長 神谷智之

「この理想形を最終目的地のところまで、ぜひご支援させていただきたい」

現場が使うシンプルさを第一に考えながら、関係者を巻き込みながら改善し続け、自社主導で作りこめた理想の取り組みだと思いますし、現場の事を本当に考えていらっしゃったからこその成功要因だなと感じました。
今後も貴社の成功体験をさらに広げていくために、我々も伴走し続けていきたいです。

DXは「始まり」にすぎない――動き続ける現場づくりへの次の一歩

「立ち上げて終わり、ではなく、全員で継続的に回して改善する」

DXの取り組みでのゴールでもある本稼働に関しては、2025年度までに予定していたスケジューラの基礎的部分の構築は、ほぼ完了することができました。

今後としては、さらなる高度化のステップへと進み始めています。
 ・組立工程へのスケジューラ展開
 ・受注(営業)→組立→加工(生産センター)までの一気通貫のスケジュール管理
 ・AIを活用した改善活動の検討
これらが実現すれば、情報が1つにつながり、会社全体の生産最適化へ大きく近づきます。

また、データのマネジメントも継続しないといけないので、そういう意味でのブラッシュアップを含めると追求すればどこまでも追及でき、ゴールも一緒に動いていくため終わりはないです。
時代もIoTなどで便利な世の中へと移り変わっていきます。その中で陳腐化していってしまわないように粘り強くやっていくことが必要であり、1つのプロジェクトを立ち上げてサイクルが回ったら終わり、ではなく、継続して回して改善していく仕組みが大事になるかと思います。

今後、データ活用や見える化を検討されている方、ツール導入に迷っている方に向けたアドバイスがありましたら、お聞かせください。

工機生技部 生産技術課 主幹 杉本省吾氏

「気楽にやってください」

スケジューラを入れようとなると、それなりに初期費用もかかりますし、プロジェクトにもなると失敗は許されない、といったプレッシャーも生まれるかと思います。
しかし100点を狙っていくと、初めの数日はなんとか回せることができるかと思いますが、いざ導入開始となると、遅延などで予定通りにいかなかった際、補正ができなくなりそれ以降0点で失速し、運用が破綻してしまう。といったケースが、自分の経験上起こりうるかと思っています。なので、まずはどこか一つのシンプルな工程・ラインだけを60点主義でやってみてはどうでしょうか?
そこで日々回るようになれば、あとは70点にするためにはどうすればいいか、という知恵が見えてくるはずなので、そこで知識やノウハウをつけていけばスムーズに導入できるかと思います。

また、現場には色々な考えの方がいますので、全員の賛同は不可能です。3割でも1割でも賛成があれば、まずは前に進めるので、一部のメンバーから運用を進めていくのも一つです。

トーテック伴走者の声

 

担当SE:トーテックアメニティ株式会社 産業システム事業部 第1システム部 第1グループ 課長 松野隼弥

「続く運用が何よりの喜び、そしてその先もともに」

当初から芝浦機械様の各カンパニーでAsprovaのご支援に携わってきましたが、これまで活用が難しかった場面でも、その都度サポートさせていただきながら、一緒に改善を積み重ねてきました。そういった経緯を踏まえて、今なお運用が続き、しっかりと現場に根付いていることは自身としても非常に嬉しく感じていますし、今後の組立工程の再活用に向けても、これまでの知見を活かしながらぜひ協力していけたらと思っております。

トーテックアメニティ株式会社 産業システム事業部 事業部長代理 青木 洋匡

「プロジェクトを進めていくための成功の教科書」

60点がゴールではなく、継続して小さな成功体験を積み上げてと、我々も思ってはいますが中々できない部分ではあったので、そこを進める側の情熱や、結果として自己満足ではなく、周りをよくしていくために関係者を巻き込みながら進められているという部分が非常に参考になりました。
我々の活動への反映はもちろんですが、今後貴社の文化の邪魔にならないよう、推進力を高められるようなアドバイスやご提案を続けさせていただき、成功体験をさらに広げる推進力の一助となれば幸いです。

当時担当 トーテックアメニティ株式会社 産業システム事業部 東日本営業部 担当部長 神谷智之

「本当に必要な仕組みを考えながら提案する事を大切にしてきました」

カンパニー様での立ち上げ直し含め、双方効果を出せるようなご提案を引き続き行っていきたいですし、今日のお話をお伺いして、実際に使われる方々の事を考えながら、よりよい仕組みと運用づくりをされているなと改めて思いました。
自身としても押し売りではなく、貴社の目線に立った形で、本当に求められているものを常に考えながら提案していければと思いますし、貴社とは引き続きパートナーシップをとりながら、頑張ってまいりますので、よろしくお願いいたします。

現在担当 トーテックアメニティ株式会社 産業システム事業部 東日本営業部 髙橋真帆

「効率化と改善の実現に向け、伴走し続けます」

どのようなことが貴社で求められているかを丁寧にくみ取りながら、コミュニケーションを大切にし、より良い関係を築いていければと考えております。
そのうえで、現場でのお困りごとや改善していきたいポイントに対して、少しでもお力になれるようサポートさせていただけたらと思っております。


取材日:2026年2月20日
記載の担当部署は、取材時の組織名です。

※Asprova、Asprova My Scheduleはアスプローバ株式会社の登録商標です。
※MotionBoardはウイングアーク1st株式会社の登録商標です。
※ExcelはMicrosoft Corporationの国際登録商標です。(国際登録1107046) 

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