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i-Repoレスキュー隊 解決事例No.4

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i-Repoレスキュー隊 解決事例No.4

連載テーマ「i-Repoレスキュー隊とは」

  1. Vol.1 i-Repoレスキュー隊
  2. Vol.2 i-Repoレスキュー隊 解決事例No.1
  3. Vol.3 i-Repoレスキュー隊 解決事例No.2
  4. Vol.4 i-Repoレスキュー隊 解決事例No.3
  5. Vol.5 i-Repoレスキュー隊 解決事例No.4
  6. Vol.6 Coming Soon...

i-Repoレスキュー隊シリーズVol.5となる今回は、「ラベルの自由設定・DATE関数への対応」をテーマに、弊社のi-Reporterエキスパートで構成されたi-Repoレスキュー隊が実際に開発した機能を2つご紹介いたします。

i-Reporterの概要資料はこちらからダウンロード頂けます

ラベル名・階層の自由設定と承認時のラベル変更

標準機能

i-Reporterでは、目的のファイルを見つけやすくするための「目印」として作成した帳票にラベルを付与して保管することができます。
また、帳票を作成した時に任意に設定した規則に従い、自動的にラベルを付与することもできますので、このようなラベルの機能により、帳票管理を行われているお客様がいらっしゃいました。

お客様の課題例

しかし、対象業務が増えてくると、ラベルの階層が深くなってしまうことや、帳票作成中にラベル階層の変更が必要になるといった問題がありました。
さらに、帳票を承認する管理者は、深くなった階層のラベルの中から対象の帳票を選ぶ煩わしさが発生したり、深く入り込んだラベル階層から一気に移動する機能がないために一階層ずつ戻る作業が必要になったりと困っていました。
そこで、作業者は運用を考慮したラベル階層にしたいが、管理者による承認時はラベル階層を簡略化し、帳票を探しやすくしたいというご要望があり、今回i-Reporterレスキュー隊が下記の機能を新たに開発いたしました。

解決機能

①・帳票内のクラスタ値や、計算式により作成された名称により、ラベル名および階層の深さを自由に設定することが可能です。
 ・ラベルの権限設定等を併用することにより、承認申請中の帳票データの修正を防ぐことも可能です。
②・承認申請時に、既に帳票に設定されているラベル階層とは異なるラベルを設定することが可能です。
  これにより、管理者は深い階層の中から承認すべき帳票を選択する煩わしさから解放されます。
 ・承認後は、承認済み用のラベルへ帳票を移動させるなどの運用も可能です。

【可変ラベル階層デモ画面】
実際の画面
実際の画面

活用効果

この開発機能によって、こちらのお客様では帳票の管理・閲覧・承認の際に深い階層から探さなければならないという問題を解決することができ、より効率的な帳票管理ができるようになりました。

日付のDATE関数対応

標準機能

i-Reporterは約40種類のExcel関数に対応しておりますが、DATE関数には対応していないため、日付の入力はi-Reporterの標準で備わっている日付クラスターの形式で処理をいたします。

お客様のご要望

しかし、 標準の日付クラスターでは、月のみを指定する形式が用意されていないため、帳票作成時に自動ラベルを設定して月毎のラベルを作成するなどが実現できなかったり、特定の日付や曜日の場合にチェックを行うという様な処理を作成したくても、DATE関数がサポートされていないために実現できなかったりと課題を抱えていらっしゃいました。

ConMasGateway(※)を使用すれば実現可能ではありますが、ハードルが高く手が出せず、なんとか課題を解決したいというご要望があり、今回i-Reporterレスキュー隊が下記の機能を新たに開発いたしました。
※外部のDBやシステムのデータをi-Reporter帳票へリアルタイムに入出力できる仕組み

解決機能

当社のノウハウを活用することで、ExcelDATE関数を使った様な帳票作成が可能となります。

①・画面の赤丸内のカレンダー年月日クラスターで日付を選択することにより、西暦、月、日を分解して表示し、併せて曜日も表示します。
 ※本ノウハウはConMasGatewayを使用せず、i-Reporterの標準機能のみを使用しておりますので、様々な環境で使用することが可能となります。(オフライン運用も可能)

i-RepoSeminar.png
 ※ただし、日付変換が可能となるのは、2001年1月1日以降となります。
  それ以前の日付を入力された場合は、正しい結果が得られませんので取り扱いにご注意願います。

②・画面の青丸部分が先ほど入力したカレンダー年月日(シリアル値)を数値に変換した状態で表示したものです。
 ・曜日は、06の値として計算しておりますので、曜日に変換するための計算式を用いて表示しております。(0=日、1=月、2=火 ~ 6=土)
 ・このサンプルでは、年月日と曜日を例にご紹介いたしましたが、実際に使用される帳票はこのクラスターを非表示にして、このノウハウを流用して、別の計算式を用いて様々な判断、処理を行うために使用することが可能です。

no4_cap4.png
 ※このノウハウは複雑な計算式を使用して実現しておりますが、お客様にて新規帳票を作成していただく場合は、簡単なコピ―作業のみでこの機能を使用することが可能であり、どの様に帳票を作成すれば良いかの教育も併せて実施させていただきます。

  

まとめ

今回は上記2つの開発機能をご紹介しました。
i-Reporterをご利用いただいているお客様の中にもこのようなお困り事をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

弊社では、現場の実績収集効率化に向けたi-Reporterの導入だけでなく、更なるi-Reporterの活用を検討されている方にご支援をしております。 上記以外の機能についても、弊社のi-Reporter導入ノウハウを活かし、様々な活用法をご提案させて頂きます。i-Reporter導入・活用に向けた検討の際は、ぜひご相談ください。

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