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生産管理システムを導入する時の3つの要求

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生産管理システムを導入する時の3つの要求

今回は、動かないシステムを導入しないための意思表示の3つのポイントのうち、「何をしたいか」について考えていきたいと思います。
動かないシステムになってしまう原因は、「システムが会社の業務にあった動きをしてくれない」ということです。そこで「システムが会社の業務にあった動きをしてくれる」ようにするための、3つの要求について説明します。

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業務要求

3つの要求のうち最も重要なのが「業務要求」です。この業務要求がSIベンダーに明確に伝わらないと動かないシステムになります。業務要求とは、図1のような内容となります。

業務要求

図1 業務要求

SIベンダーはこの業務要求を満たすシステムを構築します。漏れなく何をしたいかを明確にできなければ、必ず動かないシステムになってしまいます。
生産管理システム導入の責任者の方がこの業務要求を文書化するケースがほとんどであると思われますが、各業務について完全に把握できている訳ではないでしょう。各業務担当部門の意見を必ず吸い上げてください。教科書通りの理想形を追い求めていては、動くシステムとはならないでしょう。私の経験では、図1の業務フロー要求(業務フロー)がないことで、業務機能要求に漏れや齟齬があり実業務と合っていないということが多々ありました。ここでいう業務フローには、システムで対応する業務以外にシステム外の業務も書くべきであると考えます。そうすることで、お客様のことを第1に考えているSIベンダーであれば、「この部分もシステム化した方が効率がよい。」とか「こういう処理は必要ないですか。」等のアドバイスをもらえると思います。少なくとも私はそうしています。
業務要求については、第4回で詳しく説明します。

技術要求

業務要求の次に重要なのが「技術要求」です。「システムが会社の業務にあった動きをしてくれない。」という動かないシステムではなく、本当に動かないシステムになります。技術要求とは、図2のような内容となります。

技術要求

図2 技術要求

特に障害対策要求は重要で、復旧までに“待てる時間”を明記しておくとよいと思います。検索結果が表示されるまでに数分掛り支障をきたしているという話はよく耳にしますので、パフォーマンスも重要です。
業務要求は“必須”の要求ですが、技術要求は“出来得る限り”ぐらいで要求した方がよいと思います。

運用要求

生産管理システムは導入できたら終わりではなく、運用してこそ成果、効果が得られます。運用要求とは、運用時間帯、SIベンダーに求める保守、エンドユーザー向けの教育等、図3のような内容となります。

運用要求

図3 運用要求

動かないシステムの直接の原因とはなりませんが、運用の時間帯についてはSIベンダーの保守に関わってくるので明記した方がよいです。
また、教育・訓練については、システム管理者向け、エンドユーザー向けで分けて要求してください。「自分達が運用していく。」を忘れずに。

まとめ

今回は、生産管理システム導入時の意思表示としての3つのポイントのうち、「1. 何をしたいか」について説明しました。
ポイントをしっかり押さえてシステムの導入をしましょう。

ご参考:

筆者
プロフィール

青木 勝義 Katsuyoshi Aoki
経歴:
生産管理業務に携わって約25年。こよなく生産管理を愛しており、生産管理システムTPiCS-Xの導入は約30ユーザ程となる。地域柄、自動車部品サプライヤーをはじめとする幅広い業種のお客様への生産管理システムの導入実績を持つ。
最近は社内の若手メンバーへの育成に力を入れており(社内の生産管理勉強会の講師として活躍)、若手メンバーの成長を日々の楽しみとしています。
休日は愛娘とジャニーズのイベントへ繰り出すことを楽しみとしており、恒例行事は、年末のカウントダウンイベントへの参加。名古屋から東京ドームまで車で繰り出している(イベント終了まで、ひたすら車で待機)
TPiCS認定指導員(メーカ認定)の資格を所有。

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